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日向にゲストハウス「カーザ・マドンニーナ」 サーファーをターゲットに

イタリア風の内装を施した部屋

イタリア風の内装を施した部屋

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 日向・幸脇の一棟貸しゲストハウスが集まる「日向サーフキャンプ」内に、サーファーをターゲットにしたゲストハウス「カーザ・マドンニーナ」が10月1日、オープンした。

18棟が立ち並ぶ日向サーフキャンプ内にある奈須さんの宿

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 18棟の一軒家ゲストハウスでコミュニティーを形成する「日向サーフキャンプ」は今年の春にオープン。各棟のオーナーがそれぞれの思いでデザインした一軒家が立ち並び、カップルや家族、大人数のグループなど宿泊人数や用途に合わせて選ぶことができる。

 そのうちの1棟のオーナー、奈須紀久子さんが手掛けたゲストハウス「カーザ・マドンニーナ」(210号棟)は、冬でもサーフィンを楽しみたい愛好家をターゲットに予約の受け付けを始めた。

 奈須さんは、日向市文化交流センターで、コンサートやイベントなどのサポートを行う「ヒュウガプランニングサポーター」の事務局スタッフを務める。これまで、多くのアーティストや文化人をもてなししてきたことから、日向にサーフトリップに訪れる人たちにリラックスしてくつろげるゲストハウスを提供したいと1棟を購入した。

 約12畳のリビングにセミダブルの2段ベッドを2つ配置し、4人で利用することができる。宮崎県のサーフィン発祥の地・金が浜のサーフスポットから車で1分の好立地にあることから、車から降りたらすぐにサーフボードを立て掛けることができるスタンドを設置し、屋外シャワーも取り付けた。ぬれた足でも縁側を伝って家の中に入れるように動線を意識し、リフォームした。奈須さんは「屋外シャワーでお湯が出るのは私のところだけ。冬場にも快適にサーフィンを楽しんでほしい」と笑顔で話す。

 屋号の「カーザ・マドンニーナ」は、イタリア語で「可愛い聖母ちゃん」。日向で度々コンサートを行い、日向市特産のかんきつ類「へべす」を広くPRする「へべす大使」も務めるアコーディオニストのcobaさんと親交があることから、名前について相談したところ、「奈須さんに守られている、奈須さんのご加護があるシェアハウス」と命名してもらったという。

 「オーブンレンジ、IHコンロ、冷蔵庫もあるので連泊も問題ない。ネット環境も整えたのでリモートワークもできるし、屋根付きの駐車場では天候を気にせずバーベキューを楽しむことも。宮崎・日向の海はまだまだ温かいので、遊びに来て」と奈須さん。

 宿泊予約は日向サーフキャンプ(TEL 080-6459-7547)のホームページから。料金は大人1人5,000円~(シーズンにより変動)。子ども(12歳以下)は無料。

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