レストラン「のさり」(椎葉村下福良、TEL 0982-67-3139)が宮崎・椎葉村の中心街にオープンして、8月10日で1カ月がたつ。
シェフの鈴木啓泰さん(右端)とスタッフ。店は若い世代の雇用の場にも
同店は椎葉村観光協会と東京の民間企業「さとゆめ」の共同出資会社「巡る椎葉」(下福良)が経営する。店名の「のさり」は「山の神や自然から授かる恵み」を意味し、ジビエやエノハ(ヤマメ)、なば(シイタケ)など同村の食材を使った料理など約40種類を提供する。席数は、テーブル席=8卓26席、カウンター席=11席。
同店の立ち上げに関わり、料理の監修をするシェフの鈴木啓泰さんは「これまでにいろいろな地域に関わってきたが、椎葉の食材にはエネルギーがあり、ジビエやエノハ、なばなどどれもとてもおいしい。乾燥なばやタケノコは香りがよくうまみがある。昔ながらの作り方でキビやアワが作られていたり、犬を用いた猪鹿狩りは獲物にストレスをかけずに仕留めたり、椎葉の食には先人の知恵が生きている」と話す。「今後は椎葉村の特産品となるような加工品も作っていきたい。村の人の知恵や応援を頂いて、一緒にお店を育てて、次の世代につないでいく場になれば」と期待を込める。
スタッフの那須彩乃さんは「店舗はもともと倉庫だったところを改修したので、店内を見て『きれいでおしゃれ』と驚かれることが多い。県外からのお客さまもあるが、もっと県内の人に知ってほしい」と話す。同観光協会事務局長の椎葉記史さんは「『のさり』を通して椎葉村ならではの豊かな食材や食文化の魅力を多くの人に届け、村内外の交流や地域の活性化につなげていきたい」と意気込む。
毎週金曜夜には、地域の人と観光客が気軽に集い交流を深める場として「スナックNava(ナバ)」を開き、おつまみやアルコール、季節のカクテルなどを用意する。
メニューは、「椎葉産鹿肉のカルボナーラ」(1,500円)、「ほうれん草カレー」(1,200円)、「椎葉の恵みジビエバーガー」(1,950円)、「椎葉清流エノハコンフィ」(1,200円)、「鹿肉コンフィと椎茸(しいたけ)の贅沢(ぜいたく)アヒージョ」(1,000円)、定食の「自家製チキン南蛮定食」(1,300円)、「自家製生姜(しょうが)焼き定食」(1,200円)など。ディナータイムには一品料理やコース料理(3,000円~)、アルコールや2時間飲み放題(1,500円)などを用意する。
営業時間は、11時~14時、18時~21時。水曜・木曜定休。スナックNava(ナバ)は金曜21時~23時のみ営業。