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延岡出身の指揮者・山脇幸人さんが凱旋公演 「ロシア音楽」テーマに

延岡市出身の指揮者・山脇幸人さん

延岡市出身の指揮者・山脇幸人さん

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 延岡市出身の山脇幸人さんが指揮を務める中部フィルハーモニー交響楽団・延岡公演が10月14日、延岡総合文化センターで行われる。

音楽への魅力や故郷への感謝を語る山脇さん

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 文化庁企画「オーケストラキャラバン」の一環。同公演は、愛知県のフルオーケストラである中部フィルハーモニーを携え、山脇さんにとって初めての凱旋公演となる。当日は「ロシア音楽」をテーマに、60人以上の大規模編成で演奏する。

 山脇さんは「コロナが落ち着いてきて、さまざまな祭りも開催できるようになり、町に元気が戻ってきた。このタイミングで、故郷の延岡で公演をできることにとてもご縁を感じる。延岡は温かく懐が深い町。かつて自分が指揮者になりたいと口にした時に『すごいね』『頑張ってね』とポジティブな言葉をかけてもらった。今回の公演がその恩返しになれば」と話す。

 山脇さんは見どころについて、「ロシアの土地の大きさに見合ったスケールの、迫力ある音楽を味わえるプログラム。特にストラヴィンスキーの『火の鳥』とチャイコフスキーの『交響曲第5番ホ短調作品64』はそれぞれが公演でメインを張るような演目だが、これらを同時に聴ける機会はめったにない。指揮者も奏者も大きなエネルギーを使うプログラムなので、そのエネルギーや雄大で壮大な雰囲気を感じてほしい」と話す。

 14時開演。チケットは、一般=2,000円、学生(25歳まで)=1,000円。

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