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宮崎・美々津で「生きる」テーマにライブ&個展 支援学校教員がタッグ

moritoさん(右)と山本健介さん

moritoさん(右)と山本健介さん

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 支援学校の教師として働きながらシンガー・ソングライター、画家としてそれぞれ活躍する男性2人が宮崎・美々津の古民家ギャラリーカフェ「ゆめのかたちぷろじぇくと。」(TEL 070-6987-5039)で6月15日・16日、イベントを行う。

岩絵の具で描かれた作品

 企画、出演するのは延岡市の支援学校教師でシンガー・ソングライターのmorito(モリト)さんと、宮崎市の支援学校教員で画家の山本健介さん。2人とも宮崎県出身で同じ教員として知り合い、お互いの芸術性に共感し、今回初めてイベントを開く。

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 moritoさんは日向高校出身。大学卒業後、支援学校に勤めるも歌手の道を目指して上京し、2人組ユニット「風雲地(ふううんじ)」としてデビューを果たした。2011年のユニット解散後、宮崎に戻り、再び教員に。現在も仕事の合間を縫って、アルバム制作やライブ活動を行う。moritoさんは「東日本大震災の時に自閉症の人が避難所で毎朝ラジオ体操の曲をピアノで弾き、被災者の皆さんに喜ばれている映像を見て、はっとした。音楽を何のためにするのか、みんなが幸せになる音楽とは何かを考えるようになった。日々、子どもたちの純粋な心に引かれ、音楽活動にも影響を及ぼしていると思う」と話す。

 山本さんは大学で日本画を学んだ後、支援学校の教員になった。人や動物など生物を主な題材とし、岩絵の具を使った日本画のほか、水彩画を描いたり、貝殻などの標本で立体的なアート作品を手掛けたりしている。山本さんは「仕事をする前から障がい者の作り出すアートに興味を持っていて、実際に今子どもたちと接することで、彼らの懸命に描く姿やものをじっと見る姿勢に刺激を受けている」と話す。

 今回のイベントのテーマは「生きる」。Moritoさんは「歌と絵画でジャンルは違うが、好きな作家や人生観などについて語り合い、一緒に表現できたらいいと思った。当日は山本さんの作品を30点以上展示し、私がアコースティックギターで弾き語りをする予定。絵を見ながら何気なく耳を傾けてもらえるような、そんなライブにしたい」と笑顔を見せる。コーヒーの販売も行う。1杯200円。

 ライブの開催時間は11時~11時30分、14時~14時30分の両日各2回。展示時間は10時~16時。入場無料。

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