見る・遊ぶ 買う 学ぶ・知る

延岡の「宮崎ひでじビール」が30周年 記念のコラボビールも

宮崎ひでじビールの甲斐明代さん

宮崎ひでじビールの甲斐明代さん

 延岡・行縢(むかばき)の「宮崎ひでじビール」(延岡市行縢町)が7月2日、創業30周年を迎える。

ミズナラのチップで香りを付けた「KODAMA」。保存、熟成型の記念ボトル

[広告]

 1996(平成8)年、延岡市の石油販売会社の一部門として始まり、産声を上げた「ひでじビール」。15年がたった頃に事業部廃止が決まったが、現社長の永野時彦さんが従業員として買収し、「宮崎ひでじビール株式会社」となった。宮崎県産大麦100%と自家製麦芽で造るビール「YAHAZU(やはず)」などで地域循環型のものづくりに挑戦したり、栗を材料に使い、海外向けの商品として開発した「栗黒」が世界的コンテストで2度世界一を受賞したりするなど、日本のビール業界で名を上げてきた。

 30周年を記念して、1000本限定の熟成を楽しむビール「木魂 KODAMA(こだま)」(750ミリリットル=3,300円、行縢醸造所限定販売)や北九州の「門司港ビール」や宮崎の「B.M.Bブリュワリー」「Novoru Brewing(ノボルブルーイング)」と共に開発した「30周年記念コラボレーションビール」(350ミリリットル3缶セット=2,100円)を販売する。

 永野社長は「創業当初はクラフトビール文化が日本に根付いておらず、『冬の時代』と言える厳しい時期が長く続いた。醸造面でも試行錯誤の連続だったが、自分たちらしいビール造りを追求する中で世界的なビール品評会でも評価いただけるまでになった。これからも地域と共に成長しながら、宮崎から全国、そして世界へ発信できるクラフトビール造りに挑戦していきたい」と話す。

 コラボビールが誕生した経緯については、「クラフトビールの世界は、醸造所ごとに個性や哲学が大きく異なる一方で、横のつながりがとても強い。互いに刺激を受けながら技術を高め合い、時には一緒にビールを造り、クラフトビールシーン全体を盛り上げていく。仲間との文化も、クラフトビールの大きな魅力。宮崎・九州のクラフトビールシーン全体の魅力や、ブルワリー同士のつながり、そして『一緒に文化を育ててきた仲間たち』の存在を、多くの方に感じていただけたら」と説明する。

 7月10日~12日には宮崎駅前アミュひろばで「感謝祭」を開くほか、9月23日には行縢醸造所・特設ステージでDRUM TAOの「ひでじビール30周年特別ライブ」も予定する。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
ALL