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延岡の商店街にチンドン屋の隠れ家 「コロナ禍の商店街を元気づけたい」

全国選抜チンドンコンクールで昨年、日本一に輝いた宮田わかなさん

全国選抜チンドンコンクールで昨年、日本一に輝いた宮田わかなさん

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 南九州に1人しかいないプロのチンドン屋「宮崎花ふぶき一座」を主宰する宮田わかなさんが、延岡市のサンロード栄町に「チンドン屋の隠れ家」を期間限定で開設し、買い物客や通行人を楽しませている。

商店街を盛り上げようと練り歩く宮田さん

 チンドン歴23年の宮田さんは延岡市の十日えびすに6年前から、「福娘わかな獅子」として参加。延岡の春を彩る花のイベント「延岡花物語」をPRしてきた。今回は宮田さんが「新型コロナに負けず街を元気にしたい。皆を笑顔にしたい」と企画。アーティストが街に滞在して制作活動を行う「アーティスト・イン・レジデンス」にちなみ、「チンドン屋・イン・レジデンス チンドンわかなの大作戦」と銘打った事業を組み立て、宮崎県芸術文化協会の助成を受け、令和2年度県民芸術祭事業として実現にこぎ着けた。

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 栄町の商店街の空きスペースを活用し設けられた「チンドン屋の隠れ家」にはチンドン太鼓、アコーディオン、南京玉すだれ、小道具などが展示され、宮田さんの指導の下演奏することもできる。「9月、10月とすでに8日間滞在したが、毎回ドラマがある。飲食店のおかみさんが手作りのおにぎりを差し入れてくれたり、アイスコーヒーをごちそうになったりと皆さん温かい。『チンドン屋をやってみたい』という20代前半の女性が遊びに来てくれたことも」と宮田さん。「延岡市の商店街にチンドン屋が滞在したら何が起きるかという実験的な試み。10月はあと2日、11月は4日滞在するので気軽に遊びに来てもらえれば」とも。

 今後の滞在は10月29日、30日、11月8日、9日、23日、24日。このうち10月29日、30日、11月23日、24日は福岡から親方と楽士の2人のゲストを迎えて「チンドン屋3人衆」として街を練り歩く。