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宮崎・美郷町の栗で飲食店がコラボメニュー 県北では3店が参加

美郷産の栗をふんだんに使った「otto-otto」のジェラート

美郷産の栗をふんだんに使った「otto-otto」のジェラート

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 宮崎・美郷町の特産品である栗を使った特別メニューを県内の飲食店が提供する「MISATO 栗 WEEK」が10月12日に始まった。

otto-ottoでは栗のジェラートを使った「美郷栗サンド」も

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 宮崎県北の山あいに位置する美郷町は、栗の産地。美郷町から同イベントの企画、運営を委託された「HUTTE(ヒュッテ)」の今西猛さんによると、同町は寒暖差の大きい地域のため、実が大きく、甘みの強い栗が収穫できるという。近年は生産者が減り、特産品としての存続が危ぶまれていることから「美郷町の栗をもっと広く知ってほしい」と県内11カ所のカフェ、洋菓子店、和菓子店、クラフトビール店の協力を得て、各店に特別メニューを提供してもらう。美郷町の魅力を発信する「ミサト印」の第3弾。

 県北地域では美郷町西郷のピッツェリア(ピザ専門店)「otto-otto(オットーオットー)」(TEL 0982-60-3396)、日向市平岩の「gelato otto-otto(ジェラートオットーオットー)」(TEL 0982-50-6789)、延岡市大瀬町の和菓子店「おがわ饅頭」(TEL 0982-33-2374)が協賛。otto-otto、gelato otto-ottoでは、「栗のジェラート」(470円)のほか、ジェラートを美郷町の菓子店「村の果菓子屋」の栗せんべい「栗焼びっしゃげ」で挟んだ「美郷栗サンド」(480円、以上税別)を販売する。おがわ饅頭では蒸しようかんで栗あんを包んだ「栗まろ」(180円)を提供。「青空エール」(宮崎市橘通西)が醸造した発泡酒「美郷の焼き栗ブラウン」は美郷町西郷の農産物直売所「美郷ノ蔵」、同町北郷の「喫茶 珈慕」、同町南郷の「竹田商店」でも販売予定。

 今西さんは「古くから美郷町で栽培され、大阪や東京でも評価されてきた『美郷栗』を次世代につなげようと宮崎県内で人気のある飲食店の力をお借りし、まずは県内の皆さんにおいしさを知ってほしい。さまざまな飲食店とコラボすることで、新たな栗の可能性を見つけていきたい」と意気込む。

 開催は31日まで。

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