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宮崎・日向で地域リーダー交流会 ひむか‐Bizと中小企業家同友会がコラボ

会場は新設された「しごと創生拠点」

会場は新設された「しごと創生拠点」

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 日向市産業支援センター「ひむか‐Biz」と「宮崎県中小企業家同友会 県北支部」が7月7日、鶴町の「しごと創生拠点」で地域リーダーとしての討論会を行った。

パネラーの皆さん

 日向市の未来を考えるために企画された。一次産業から農家代表として黒木公作さん(日向市庄手)、漁師代表として高田一人さん(細島)、製造業代表として「日向屋」(門川町)の請関仁さん、三次産業からIT企業代表として「マウンテン&バレー」(北町)の伊森参議さん、観光業代表として日向市観光協会(原町)の高木慎平さんが登壇し、ひむか‐Bizセンター長の長友慎治さんは大雨の影響で鹿児島からオンラインで参加した。司会はドライブイン「はまぐり碁石の里」などを経営するミツイシ社長の黒木宏二さん。

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 仕事、暮らし、地域について、「少子高齢化、人口減少社会の影響」「課題解決のための手段」「子どもたちに残したい未来とは」という3つのテーマに沿って各分野の代表が意見を示し、ディスカッションを行った。

 伊森さんは「地方創生の時代に、日本全体の人口が減っているのに、各地で人口の取り合いが行われている。各地域が自分たちで人口を増やす努力、減らさない努力をしなくてはいけない。解決策の一つは若者が出ていく現状をどうするか。若者の学べる機会が地元にあることを大人が知らせていくことが大切なのでは」と話した。

 地元企業の経営相談などを受ける長友さんは「子どもたちに残したい未来」というテーマについて、「宮崎の高校生が県外に職を求める理由の一つに、他県の給料の方が高いというのがある。『地元でも稼げる』という状況を作らなければ、子どもたちが県外に行くことを止められない。地元の中小企業の売り上げアップを実現し、宮崎・日向を稼げる場所に変えなければいけないという気持ちを新たにした」と語った。

 討論会を発案した黒木宏二さんは「地域が抱える課題をいろいろな視点で洗い出し、共有できたことは良かった。今後第2回の開催も検討し、さらに議論を深め、課題解決に向けた実践につなげていきたい」と期待を込める。