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日向に弁当・総菜店「キッチン ケイコ」 息子たちの一言で開業決意

「母の思いは私が受け継いでいく」とオーナーの石川さん

「母の思いは私が受け継いでいく」とオーナーの石川さん

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 日向に弁当・総菜を販売する「キッチン ケイコ」(日向市塩見、TEL 080-8374-1114)が3月9日、オープンした。

色とりどりの弁当

 店主の石川慶子さんが半年以上の準備期間を経て、2人の息子が親元を離れたタイミングで開いた同店。きっかけは、子どもたちからの「お母さんの弁当、売れるよ」の一言。今は大学生になった長男、3月に高校を卒業した次男の弁当を毎日手作りする中で、クラスメートから「おかずを交換してほしい」「僕の分も作ってほしい」と声を掛けられることが多かったという。

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 石川さんは「インスタ映えという言葉がなかった頃から、見た目も大事にして子どもたちが喜ぶお弁当を作ってきた」と話す。石川さんが大切にしているのは、料理好きで家族はもちろん、近所にも手料理を振る舞うことが多かったという母親のレシピ。運動会やお正月、お盆などの行事ごとに心を込めて作ってくれた「おふくろの味」だという。

 「母から受け継いだ『食べる人が喜ぶ料理』を常に心掛けている。飽きのこない優しい味付けが私の料理。新鮮で求めやすい食材を使って、主婦目線のレシピをこれから働くママたちにも伝えていきたい」と石川さん。「家庭に仕事に忙しい働き者のママたちに料理上手、買い物上手になってもらいたい。私がこれまで主婦として経験したことを生かして、食材の正しい保管方法なども伝えていければ。将来的には料理教室を開きたい」とも。

 営業時間は9時~12時。弁当は700円(みそ汁付き)で、前日まで要予約。会議用の弁当なども予算に応じて提供する。土曜、日曜、祝日定休。