日向市美々津町の立縫地区で現在、五月人形の展示が行われている。
江戸時代から明治時代にかけての古民家が立ち並ぶ同地区。美々津の歴史的町並みを守る会が端午の節句を祝おうと、地域住民などから寄付された五月人形を展示する。今年で4回目。
展示場所は「日向市歴史民俗資料館」「美々津まちなみセンター」「美々津軒」「備前屋」「田崎家」の5軒。各会場では、かぶと飾りやよろい飾りの背景にこいのぼりを配し、華やかな展示で来場者を楽しませている。
5月5日には、港近くの広場でイベントを開き、輪投げ大会、新聞紙を使ったかぶと作り、竹鉄砲作り、地場産品即売会などを行うほか、17年前に同所で開催された大道芸イベント「美々津悠遊玉手箱」の復活イベントも同時開催する。
同イベントでは、プロのチンドン屋「宮崎花ふぶき一座」を主宰する宮田わかなさんを中心に、太神楽師の豊来家玉之助さん、だいどう小平太さん、WAKA-NAVI、横笛工房一切空、素人落語一門どしろう党などが出演。チンドン、獅子舞、傘まわし、ガマの油売り、バナナのたたき売り、しの笛、落語などを披露する。
会場には17店が出店し、ロースイーツ、コーヒー、たこ焼き、カレーライス、タピオカドリンクなどの飲食販売のほか、子どものチンドン体験、布に模様を付けるスタンプ染め体験、スケッチ体験、アロマワークショップなども行う。
チンドン歴29年で、2001(平成13)年に活動拠点を大阪府から宮崎県へ移した宮田さんは「美々津の町並みは、神武天皇お船出の地としても知られている。チンドン屋として新たな一歩を踏み出す思いで、17年前にこの場所でイベントを開いた。個人的にも父との思い出がある場所。美々津の町並みや、そこに暮らす魅力的な人たちに触れ、チンドンや太神楽、落語などの伝統芸を楽しんでもらえたら。子どもたちの健やかな成長を願い、明るい未来へ向けてチンドンの音色を響かせたい」と話す。
五月人形の展示は5月10日まで。イベントの開催時間は10時~15時。雨天決行。