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都農ワイナリーが3年ぶり「ハーベストフェスティバル」リアル開催へ

都農ワイン営業・企画部長の福嶋進吾さん

都農ワイン営業・企画部長の福嶋進吾さん

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 都農ワイン(都農町川北、TEL 0983-25-5501)が11月6日、「ハーベストフェスティバル2022」を開催する。

10月15日に発表した新酒2種類

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 都農ワイナリーを運営する同社の新酒解禁を祝うイベントで、今年で26回目。同社は今月15日に「キャンベル・アーリー2022」と「マスカットベリーA2022」の新酒2種を発表した。

 同社営業・企画部長の福嶋進吾さんは「今年の新酒も農家さんが苦労して育てられた良いブドウを大切に醸造した。直近2回はコロナ禍の影響でオンライン開催だったため、敷地内の芝生広場での開催は3年ぶりとなる。ワイナリーの丘で新酒とおいしい料理と音楽、景色も含めて楽しんでもらいたい」と話す。

 同イベントでは、ワイングラスとワインホルダーにグラスワイン引換チケット3枚がセットになった「ハーベストキット」(1,500円)や新酒をはじめとした各種グラスワインの販売ブースを用意。飲食ブースでは小林市でチーズをはじめとした乳製品を製造する「ダイワファーム」や椎葉村でチョウザメの養殖・加工を手がける「キャビア王国」など、県内の約15店の飲食店が出店し、ワインとペアリングが楽しめる料理を提供する。参加店がワインに合う料理を出品して、ソムリエがワインとの相性を審査するペアリンググランプリも同時開催する。

 このほか、都農町にある龍雲寺の吉田憲由住職が率いる音楽バンド「Ryuun‘s」の音楽ライブや花のワークショップなどを行う。今回、南延岡駅発の「都農ワインハーベスト電車ツアー」(2,500円)も行う。往復電車にハーベストキットや車中でのワインの振る舞いなどがセットになった貸し切り電車ツアーを40人限定で用意する。

 福嶋さんは「ワイナリーの丘からは山や海、町内の景色を一望できて、その絶景を見ながら飲むワインは最高。この場所が都農ワインを最も楽しめる場所だと思うので、今年の新酒完成を参加者とお祝いしながら、みんなが笑顔で帰れるようなイベントにしていきたい」と意気込む。

 開催時間は10時~15時。「都農ワインハーベスト電車ツアー」は南延岡駅出発=8時47分(集合は8時30分まで)。予約は同社が電話で受け付ける。申し込み締め切りは11月5日(定員達し次第受け付け終了)。都農駅と臨時駐車場から会場までのシャトルバスも運行する。

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