うどんや定食などを提供する「お食事処ながとも」(日向市本町)が6月15日、本店から徒歩1分の場所にうどん専門店「ながともうどん」(日向市上町、TEL 0982-66-1715)をオープンした。
1921(大正10)年に同市上町でうどん店として創業した同店。時代の変化に合わせて定食や一品料理なども提供するようになり、現在は市内で2店舗を展開する。創業105年目を迎えたのを機に、店の原点であるうどんに特化した専門店として出店した。
店舗は、空き店舗となっていた2階建ての建物を改装し、1階部分を利用する。店内にはテーブル席やカウンター席、個室を備え、席数は50席。創業当時の雰囲気を表現したメニューボードを飾るほか、1960年代に同市で開かれた七夕祭りや当時の店の様子を写した写真パネルも展示する。
うどんは創業当時から変わらず、いりこと昆布のだしを使い、九州産小麦を使った自家製の中太麺を合わせる。食券を購入し、出来上がったメニューを受け取るセルフサービス方式で営業する。
メニューは、「かけうどん」(350円)、「わかめうどん」(400円)、「きつねうどん」(440円)、「肉うどん」(550円)、「鍋焼きうどん」(720円)など。このほか、「カツ丼」「天丼」(以上750円)、「おにぎり」(1個80円)なども用意する。
総料理長の奈須寛之さんは「本店近くに空き店舗があったことが出店のきっかけ。本店ではこれまで通り、地元客だけでなく、観光客にも楽しんでもらえる多彩な料理を提供する。地域の皆さまに育てていただいた店だからこそ、創業105年目の節目に原点へ立ち返り、創業当時の味や雰囲気を感じてもらえる店にした」と話す。
料理長の落合誠さんは「店内に展示している写真をきっかけに、昔の日向の様子や街の歴史にも興味を持ってもらえたら。創業当時の味を大切にしながら、心を込めた一杯を届けていきたい」と話す。
営業時間は11時~19時。木曜定休。