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日向市のPR動画が「ふるさと動画大賞」受賞 156作品の頂点に

彼女に振られたネットサーファーの青年が日向で本物のサーファーになる物語

彼女に振られたネットサーファーの青年が日向で本物のサーファーになる物語

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 宮崎県日向市のPR動画が「ふるさと動画大賞」を12月18日、受賞した。主催は地域活性化センター。

4キロの長い海岸線が続くお倉ヶ浜

 同センターはひとづくり、まちづくり等地域社会の活性化のための諸活動を支援する団体。今年、「地域プロモーション大賞」を実施し、動画部門、パンフレット部門の2つで大賞、優秀賞など全部で13の作品を表彰した。動画部門には156作品がエントリーした。

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 今回、動画部門の最高賞である「ふるさと動画大賞」を受賞したのは日向市が勧めるサーフィンを活用した町おこしプロジェクト「ヒュー!日向」の一環で作られた動画「Net surfer becomes Real surfer」。彼女に振られたネットサーファーの青年が日向の海で本物のサーファーになる成長物語。2016(平成28)年に公開されたもので、2017(平成29)年には国内最大級の広告賞「ACC」でシルバーも受賞している。

 クリエーティブディレクターで、東京芸術大学教授の箭内道彦さんを委員長とした、地域創生に詳しい5人で選考が行われた。選考委員の一人である地域創生を目指す人のプラットフォームを運営する「INSPIRE」の谷中修吾さんは「地域プロモーションにおいて動画を有効に活用するためにも、人に見られる『シチュエーション』を意識した動画づくりが求められる。圧倒的な拡散性を考えれば、SNSでの動画視聴を前提とした制作は極めて重要。一瞬で視聴者の心を動かし、フル再生されるという動画を強く意識する必要がある。その観点では、大賞を受賞した日向市の動画の完成度は、今回のエントリー作品の中では群を抜いていた。冒頭のつかみもさることながら、サーフィンを舞台に次々と展開されるストーリーに釘付けとなり、『日向市に行ったら、こういう世界観があるのだな。行ってみたいな』と思えた」と講評する。

 日向市の担当者は「青年が成長する様子をドキュメンタリータッチで制作する中で、日向の海の素晴らしさ、市民のやさしさを感じてもらえるような物語になっている。若山牧水の生地、ひょっとこ踊り、碁石など日向市の地域資源を動画に織り込み、分かりやく伝えることにも努めた。この動画を見ていただき、多くの方に共感いただくとともに、ぜひ日向市にお越しいただき、のんびりした時間の中で、自分の新しい一面を知るような機会をつくっていただきたい」と話す。