宮崎・日向の放送大学宮崎学習センター(日向市本町、TEL 0982‐53‐1893)で9月22日、学園祭が開かれる。
自宅のテレビなどで講義を受講できる放送大学の宮崎県唯一の拠点である同センター。学生同士や地域の人との交流と同大の認知向上を目的に、毎年「ひまわりふれあい祭」が行っている。4回目となる今年は、初めて「放送大学 de マルシェ」を同大の中庭で開催。同市や門川町から集まった7団体がハンドメード雑貨、ハーブティー、日本茶、伝統野菜「いらかぶ」で作ったマスタードの販売やリラクゼーション体験、手相、観相の運勢占い、自分史作り体験を行う。
校舎内では羊毛フェルトを材料にしたひまわりの「ブローチ作り」、紙バンドを使った「かご作り」のワークショップを開く。地場産品のアンテナショップ「さーて黒潮」(門川町)も出店し、同店オリジナルの「ひなた黒潮唐墨」などを販売する。
作業療法士で介護支援員でもある京都橘大学教授の小川敬之さんが「生き生き元気に認知症予防」と題し、講演会も予定。
同大の興梠あやさんは「県内では放送大学で18歳から89歳までの方が学んでおり、日向のこのセンターでは年15回程度の面接授業が行われている。卒業すれば学士の学位も取得できるので、学び直したい方にも最適な学び舎。学園祭で地域の方々とも交流し、広く知っていただける機会となれば」と期待を込める。
開催時間は10時~16時。ワークショップは、ブローチ作り=10時30分~13時(参加費800円)、かご作り=13時~15時(同500円)。講演会は13時~15時。定員35人。要予約。マルシェは雨天中止。