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宮崎・日向で「日向木挽唄全国大会」 3歳から92歳までが参加

実行委員長の竹中さん(右)と事務局長の木村さん

実行委員長の竹中さん(右)と事務局長の木村さん

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 宮崎・日向の日向市文化交流センター(日向市中町)などで6月9日・10日、「日向木挽(こびき)唄全国大会」が開かれる。

歴代チャンピオンの名が記された30枚ののぼり

 日向木挽唄は宮崎県に500あるという民謡の一つで、山で切り倒された木を「大鋸(おが)」と呼ばれるのこぎりで切り、木材に加工していた「木挽」が歌っていた仕事歌。「ヤーレ- 山で子が泣く 山師の子じゃろ ほかに泣く子が あるじゃなし」などの歌詞がある。木挽唄と名が付く民謡は全国にあるが、中でも日向木挽唄は全国の民謡大会で一番多く歌われ、最もポピュラーな民謡ともいわれている。

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 今年で32回目となる同大会には449人が出場する予定。3歳の幼児から大正生まれの91歳までが自慢ののどを披露する。

 第14回大会のグランドチャンピオンで民謡教室を主宰する同大会実行委員長の竹中稔和さんは「愛好者が高齢化しピーク時に比べると出場者数は減っているが、約450人もの人が参加してくれるのはうれしい。出場者の皆さんには、一人山奥で木を切る木挽の気持ちを思い、聴いている人に訴えかけ、響きがあり、伸びのある歌声を聞かせてほしい。民謡は聴く人に田舎の風景や故郷を思い起こさせるもの。観客の皆さんには、それが伝われば」と話す。

 開催時間は9日=9時45分~、10日=9時~。尺八、三味線の専門業者や宮崎名物の魚ずしなどを扱う総菜店や焼酎などを販売する酒店の出店もある。入場無料。