宮崎ひでじビール（TEL 0982-39-0090）が4月1日・2日、「春のオープンブルワリー」を延岡・行縢の醸造所で開催する。

3月25日・26日に行われた工場見学ツアーの様子

　同醸造所で週末に定期開催する「バーベキュービアテラス」が3月25日に今シーズンの営業を始めたことを記念して開く。「お手軽BBQセット」（2,500円）や、バーベキューに「太陽のラガー」「森閑のペールエール」などのひでじビールのたる生飲み放題が付いたセット（4,500円）などを用意する（前日までの事前予約）。

　ひでじビールは単品でも提供し、水口（みなくち）酒造（愛媛県）の「ヴァイツェン」、伊勢角屋麦酒（三重県）のニューイングランドIPA「ねこにひき」（以上500円）のゲストビールも販売する。

　地元グルメブースでは、鶏の炭火焼き、フライドポテトなどを販売する「麦酒蔵Hideji」（延岡市中町）、唐揚げ専門店「のべから堂」（延岡市幸町）が出店する。

　工場見学ツアーも開く。普段はガラス越しでしか見られない醸造場内部で同社スタッフが、ビール造りの工程や機械などを紹介する。原料のホップや大麦に触れたり、製麦の設備を見学したりできる。ツアーは1時間置きに開催。当日に申し込みを受け付ける。

　同社営業企画課長の金井大さんは「なかなか見ることのできない醸造所の内部まで見学できるので、ひでじビールのファンだけでなく初めての方にもクラフトビールの面白さを体感してもらえるのでは。山桜が咲き、春めいてきた行縢町を盛り上げられるようなイベントにしたい」と意気込む。

　開催時間は9時30分～18時（バーベキューは11時から）。入場無料。予約はひむかファクトリー（TEL 0982-27-4200）まで。