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延岡・北方の寺で「花まつりマルシェ」 「地域の一助になれば」と副住職

慈眼禅寺・副住職の久峩一晋さん

慈眼禅寺・副住職の久峩一晋さん

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 「花まつりマルシェ」が4月2日、慈眼禅寺(延岡市北方町、TEL 0982-47-2048)境内で開かれる。主催は同寺。

花まつりマルシェの会場となる慈眼禅寺のお堂

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 花まつりは釈迦(しゃか)の誕生日とされる旧暦の4月8日を祝う行事。釈迦が生まれた時に甘露の雨が降ったという言い伝えにちなみ、花御堂(はなみどう)に祭った誕生仏に甘茶をかけ、参拝者の無病息災を祈る。

 花まつりマルシェは、副住職の久峩一晋さんが2021年、コロナ禍で飲食店や雑貨店の応援をしたいと始めた。3回目となる今回は雑貨店や飲食店など22店舗が出店。出店者は、焼菓子「おひさま商店」、弁当「ヒビコレ弁当」、大福「サルビア会」、団子「天馬グループ」(以上、北方町)、ろうそく「花海棠(はなかいどう)」(宮崎市)など。

 屋内では写経体験を行う。毎年、般若心経を1人1文字ずつ書く試みを行い、参加費を災害被災地へ寄付している。今年も同様の寄付を予定する。

 久峩さんは「当日は、幕末に勤皇討幕運動に身をささげた胤康(いんこう)和尚の法要や戦没者慰霊の意味がある招魂祭も曽木区主催で開く。マルシェに遊びに来てもらうことで、花まつりを知ってもらえたら。出店者の中には昨年の台風14号で被災した人もいる。花まつりマルシェを開催することで地域の一助になれば」と話す。

 開催時間は9時~16時。入場無料。

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