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南延岡駅前の馬肉・すっぽん専門店が2周年 事業承継で28歳が2代目店主に

2代目店主となった安部雄代さん

2代目店主となった安部雄代さん

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 南延岡駅前の馬肉・すっぽん専門の小売店「馬にく屋すっぽん」(延岡市構口町1、TEL 090-9495-0000)が12月、2周年を迎えた。

希少部位もそろえる馬肉

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 熊本の馬肉と大分・耶馬渓のスッポンを取り扱う専門店。延岡にはない店を出したい、前店主が2020年に始めた店を今年8月、28歳の安部雄代さんが受け継ぎ、2代目店主となった。

 安部さんは6年前に大阪でのサラリーマン生活を終え、Uターン。延岡のメーカーに就職した。馬刺しが好きで同店に客として通っていたとき、前店主が店を引き継いでくれる人を探していることを知ったという。

 安部さんは「自営業の父、兄、姉の姿を見て、自分も何か事業をしたかった。承継の話を聞いたとき、好きな馬刺しを売ってみたいと手を挙げた。店の営業は一つの勉強であり、チャレンジ」と話す。

 「馬刺しは上位ランクだけを熊本から直送してもらっている。希少部位もあり、レバ刺しがおすすめ」と安部さん。「スッポンは店をやるまで食べたことがなかったが、いいだしが出て、身がプリプリしている。市販の鍋のもとを使ってもいいし、しょうゆとみりんだけで味を付けてもおいしい」と笑顔を見せる。「若い人にも食べてもらえるよう発信していきたい」とも。

 営業時間は14時~19時。月曜・火曜定休。

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