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延岡で「U35 未来会議」 35歳以下が20年後の地元考える

「モヤモヤイノベーションラボ」の甲斐慶太朗さん

「モヤモヤイノベーションラボ」の甲斐慶太朗さん

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 「U35 nobeoka 未来会議」が11月1日から延岡駅前複合施設「エンクロス」(延岡市幸町)で行われる。主催はモヤモヤイノベーションラボ(幸町)。

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 同会議は20年後の理想の延岡を思い描きながら、自分たちが何をしたいか、何ができるかなどを話し合いながら模索することを目的にする。延岡の魅力を発信するために活動する「n計画」の甲斐慶太朗さん、延岡でソーシャルビジネスの支援を行う「エンコミュニティラボ」の山中はるなさん、児湯郡周辺地域の資源を活用し学びの場をつくる団体「こゆ地域教育研究所」の稲田佑太朗さんらが集まり、同ラボを立ち上げた。地元企業である「旭化成」の延岡総務部地域活性化推進グループが、理念に共感し、共催に名を連ねる。

 甲斐さんは「地方創生が叫ばれ、昨今では地元の人たちがそれぞれのアイデアでまちづくりに取り組み、活性化に成功する事例が増えている。延岡に住んでいる若手といわれる35歳以下の人に集まってもらい、まちのことを自分事としてとらえ、まずは未来を想像し、自分ができることを考えていく機会にしたい。おそらく誰もが自分たちのまちについて、何かしてみたい、何かをやらなくちゃという思いを持っているが、もやもやしているままで実行に移せないでいる人のほうが多いと思う。どんなささいなことでもいいので、この会議が何かを始めるきっかけになれば」と意気込む。

 テーマは、11月1日=「『何かしたい』が見つかる会議」、28日=「『何かしたい』をカタチにする会議」、2021年1月16日=「『何かしたい』が動き出す会議」。開催時間は14時~16時。定員は各回40人。要事前申し込み。

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