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宮崎・日向の谷岩茶舗が新茶販売 宮崎の特産高級茶「釜炒り茶」が人気

火入れの具合を確かめる「谷岩茶舗」創業者の谷岩哲夫さん

火入れの具合を確かめる「谷岩茶舗」創業者の谷岩哲夫さん

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 日向の茶葉専門店「谷岩茶舗」(浜町1、TEL 0982-52-6718)が5月14日、「釜炒り茶」の新茶販売を始めた。

今では珍しくなったという平釜での火入れ

 緑茶生産量の1%にも満たない希少な釜炒り茶は、宮崎県が全国1位の産地。5月12日、高千穂茶市場の入札会で釜炒り茶用の荒葉を入手した同店は、13日に昔ながらの平釜で火入れし、創業者の谷岩哲夫さんがお茶の持つ個性や特徴を引き出すための火入れ作業を行った。

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 「厳選して仕入れた荒茶も、火入れ次第で良くも悪くもなる。同じ原料でも外気温の変化などで火の入り方が変わるので何度も何度も味見を繰り返しながら、経験と勘を頼りに火入れを行う」と店の2代目である谷岩孝彦さん。「平釜での火入れは昔ながらのやり方で加減が難しく、この作業だけはまだ先代しかできない。私も早く魅力的な釜香を引き出せるようになるために日々努力したい」とも。

 毎年、新茶のシーズンになると釜炒り茶の「高千穂釜炒り茶」(100グラム=756円)と「日向ほまれ」(100グラム=1080円)を求める常連客からの問い合わせがあり、同店の看板商品という。

 「通常の煎茶の蒸す工程に対し、釜炒り茶はいる工程から始まる。煎茶が普及する前の緑茶はすべて釜いり製法だったので釜炒り茶はまさにお茶の原点。高千穂釜炒り茶は、日向ほまれよりも香りを強めに仕上げている。飲み比べてもらえれば」と谷岩さん。

 営業時間は9時~17時。日曜・祝日定休。