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宮崎・日向の「辛麺屋 都」が辛さ規格外の「ウルトラ辛麺」 15分で完食したら無料に

「ウルトラ辛麺」に挑戦する「食うモン」こと田崎幸喜さん。あまりの辛さに驚く

「ウルトラ辛麺」に挑戦する「食うモン」こと田崎幸喜さん。あまりの辛さに驚く

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 日向市駅近くの「辛麺屋 都」(日向市都町、TEL 0982‐54‐1710)が4月21日、辛さが規格外の「ウルトラ辛麺 チャレンジ」を始めた。

規格外の辛さで丼の表面が真っ赤に染まる「ウルトラ辛麺」

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 「辛麺」は宮崎県北の延岡市発祥で、そば粉と小麦粉で作られた「こんにゃく麺」を唐辛子、ニンニク、ニラ、ひき肉などを入れたスープで食す宮崎県の名物料理の一つ。これまで0辛~25辛までをメニュー化していた。店長の吉岡辰徳さんによると「25辛を普通に食べる人が増えてきた」ので、25辛より辛い「ウルトラ辛麺」をスタートし、挑戦者を募集している。

 辛さは唐辛子の量で調整しているため、価格も辛さの度合いによって変わる。レギュラーサイズだと0辛=800円、1~5辛=850円、6~10辛=900円、11~15辛=950円、16~20辛=1,000円、21~25辛=1,050円。「ウルトラ辛麺」はチャレンジメニューのため1,500円。

 吉岡さんは「規格外の辛麺を15分以内に完食した方は無料とし、さらに1,000円分の食事券をプレゼントする。失敗したら1,500円のお代を頂戴する。辛いのが好きな人は結構クリアするのでは」と話す。

 この日、日向市文化交流センター職員の田崎幸喜さんが「過去に25辛はおいしく食べたので、今回もいけると思う」と初チャレンジ。麺は5分30秒で食べ切ったが、激辛スープを飲み干すのに時間がかかり、制限時間の15分以内に丼を完全に空にすることはかなわなかった。

 田崎さんは「食べ終わった後のげっぷまでが激辛で驚いた。今、体重が140キロあるがこれを食べると痩せる気がする。それぐらい辛かった。チャレンジは体調万全で臨むべし」と話す。

 田崎さんのチャレンジを見届けた代表の吉岡加津子さんは「日本中でコロナウイルスの感染が拡大し、街の飲食店は大変な状況。それぞれランチ営業を始めたり、テークアウトを始めたり、工夫しながらなんとか踏ん張っている。みんなで日向の町を守りたい」と前を向く。

 同店では麺の種類としてこんにゃく麺のほか中華麺、うどん、ご飯が選べるほか、辛麺以外にも「なんこつ」「レバニラ」(以上550円)、「焼き餃子(ギョーザ)」「モロキュー」(以上350円)などのメニューもありテークアウトできる。持ち帰る場合は容器代(大80円、中50円、小30円)が別途かかる。

 営業時間は11時30分~14時、18時~(スープがなくなり次第終了)。月曜定休。

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