宮崎・延岡のコワーキングスナック「n計画」(延岡市幸町、TEL 080-3960-1179)が一日ママを募集している。
若草HUTTE(宮崎市)の今西正さん(右)が一日パパとなった日も
2019年12月にオープンした同店。延岡に地域活性化の拠点としてスナックを作ろうと東京から移住したデザイナーの甲斐慶太朗さんと、東京と延岡で2拠点生活をする建築家の山根俊輔さんが始めた。スナックという形にしたのは、酒を飲みながら客が店のママとざっくばらんに話をし、気楽に相談している姿にヒントを得たため。昼はコワーキングスペースとして運営する。
「一日ママ」は、希望者に同スナックのママとしてカウンターに立ってもらうもの。男性の「一日パパ」も可。甲斐さんによると、今まで漁師、ジュニアラグビースクール講師、歯科衛生士、中小企業診断士、アクセサリー作家、ふとん店スタッフ、メディア関係者、カフェオーナーなどが務めた。東京から麻布十番のスナックのママや構成作家の男性もカウンターに立ったという。
甲斐さんは「いろいろな職業の人に一日ママをやってもらい、つながりを深めてほしい。私もIターンで延岡に来たので、当初は知人が少なかったが、一日ママをきっかけに知り合いが増えた。これからもっと多くの人に一日ママになってもらい、一期一会の縁を感じてほしい」と笑顔を見せる。山根さんは「私の勝手な意見だが、延岡にいる半分くらいの女性は『スナックのママをやってみたい』という願望を持っているのでは。多くの方に経験していただき、コミュニケーションの場としてのスナックの良さを体験してもらえれば」と話す。
開催時間は18時~24時。問い合わせはn計画まで。