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日向市の小学生がオリジナルカレンダー売り上げ金の一部を市に寄付 地元の魅力発信

(右から)財光寺小学校6年生の谷口りおなさんと夏秋徹也さん

(右から)財光寺小学校6年生の谷口りおなさんと夏秋徹也さん

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 日向市立財光寺小学校の6年児童68人が3月14日、地元特産のハマグリに注目した地域学習の成果として製作したカレンダーを市へ寄贈した。

「人生の波のりも楽しんでみらんねー」と書かれた日めくり

 1年を通じて「総合的な学習」の時間に「ハマグリプロジェクト」に取り組んだ同校。ハマグリを材料にした日向市の特産品、はまぐり碁石を世界に発信し、日向を知ってもらおうと日めくりカレンダー「知って『ヒュー』日向」を作成した。付録にははまぐり碁石のストラップを付ける。カレンダーには四季折々の自然や季節のイベント、日向市の良さを表現した言葉を地元の方言、共通語、英語の3種類で紹介している。

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 カレンダー製作に当たり、授業の中で環境の変化によって、近年お倉ヶ浜でハマグリが獲れないことを知り、地元の人たちで海岸の清掃を行うことを呼び掛けるポスターを作成し、清掃を実施。全校児童には日向のハマグリの現状を知ってもらうため劇を上演したことなども、寄贈式当日のプレゼンテーションで発表した。

 2019年1月から始まったカレンダー製作は、地元印刷会社協力の下、1部500円で662部を販売した。330部を保護者、教職員、商工会議所などに販売し、うち100部の売上金を同市に寄付したほか、カレンダー100部を寄贈した。

 十屋幸平日向市長は「ハマグリが獲れる環境にするには山、川、海の環境をきれいにし、自然の循環をよくすることが大切。小学生の皆さんがカレンダー製作で日向をたくさん知ったことと思う。中学校に行き、将来県外へ出ても、故郷を自慢できるようになってほしい」と話す。

 日向市教育長の今村卓也さんも「カレンダーを作る過程でいろんなことを勉強し、故郷の良さを再発見できたと思う。中学校に行っても頑張ってほしい」とエールを送った。

 女子児童の谷口りおなさんは「自然がたくさんある日向の良さをカレンダーにしてまとめたり、英訳にしたりするのが難しかったが、みんなで協力してやっとできた。完成してとてもうれしい」と話す。

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