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宮崎一周を旅する郷土すごろく 日向市がふりだしとあがりに

ふりだしが牧水生家、あがりが美々津の宮崎すごろく

ふりだしが牧水生家、あがりが美々津の宮崎すごろく

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 郷土の文化と自然などが掲載されたすごろく「やっちょっど! 宮崎すごろく」が12月、発売された。宮崎県北の名所などは25カ所が紹介されている。

宮崎一周の旅ができる「やっちょっど! 宮崎すごろく」

 県内の26市町村が全て登場し、全部で65マス。ふりだしが歌人「若山牧水の生家」(日向市東郷町)で、あがりが神武天皇のお船出の地「美々津」(美々津町)となっている。日向市から「ひょっとこ踊り」、門川町から「カンムリウミスズメ」、延岡市から「おだいっさん」「浦城水軍」など、高千穂町から「天の岩戸」「くしふる峯(みね)」など、県北地域の名所旧跡、神話の舞台、祭り、文化、自然の数々がマスとなって紹介されている。ひょっとこ踊りのマスで「ピーヒョロロ♪ ひょっとこのかおをする」、宇納間地蔵尊(美郷町)のマスで「おまいりは ながいかいだん のぼらにゃいかん。ひんだれたかい(つかれたから)1かいやすみ」などユーモラスな指示も書かれている。

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 全マスの詳しい解説が掲載された小冊子も付く。

 企画、発売したのはヒムカ出版(宮崎市)。代表・渡邊晃さんの妻が鹿児島の郷土すごろく「ぐるっと一周!鹿児島すごろく」を土産に買ってきて、子どもたちと遊んだことがきっかけで宮崎版を作りたいと考えたという。鹿児島すごろくの作者、版元の燦燦舎(さんさんしゃ、鹿児島市)などの許諾を得て、約半年の準備期間を経て発売にこぎ着けた。

 渡邊さんは「すごろくで宮崎をぶらりと旅してもらおうと考えたので、全国を旅した歌人・若山牧水と神武天皇のお船出神話の地をふりだしとあがりのマスに決めた。自分が住んでいる地域以外のことは知らないこともあると思うので、新たな発見をしてもらえるのでは。お正月など家族が集まるときに3世代で楽しんでもらえたらうれしい。東京や大阪など県外で生活している宮崎出身の皆さんのお子さんにも遊んでもらって、宮崎に親しみを感じてほしい」と話す。

 価格は1,620円。県内の書店、「道の駅 日向」や「道の駅 北川はゆま」のほか、ヒムカ出版への直接注文(info@himuka-publishing.com)でも販売する。