
延岡市を流れる1級河川・五ヶ瀬川沿いの堤防、通称「コノハナロード」(延岡市野地町)で現在、河津桜が見頃を迎えている。
河津桜300本と菜の花100万本の共演が見られる同所。長さ約1キロにわたって植樹された河津桜は1カ月ほど遅い開花となり、ようやくピンクと黄色の花のコントラストが楽しめる季節になった。3月9日には花を見て散歩する人や写真を撮る人などでにぎわった。
NPO法人「コノハナロード延岡市民応援隊」の佐伯卓信理事長は「風は吹いているが今日は暖かく、今シーズンでは一番多い人出になった」と話す。同NPOが日頃から管理し、春だけでなく季節ごとにさまざまな植物が楽しめるよう、コットンやヒガンバナなども植えるなどして工夫しているという。