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元ヤクルト・青木宣親さん 西村賢日向市長らに現役引退報告

青木さん(左)は市に背番号23のユニホームとサイン色紙を贈った

青木さん(左)は市に背番号23のユニホームとサイン色紙を贈った

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 今季限りで現役引退したプロ野球、元ヤクルトの青木宣親さんが12月5日、日向市役所を訪問した。

地元市民に現役引退報告をした青木宣親さん

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 同市出身の青木さんは2004(平成16)年に東京ヤクルトスワローズに入団。メジャーリーグでも活躍し、日米通算安打数歴代5位となる2730安打を記録。10月に明治神宮野球場(東京都)で引退試合を行い、21年間の現役生活に幕を閉じた。

 青木さんが市役所を訪れると地元市民や園児などが拍手で出迎え、選手ボードを掲げる人の姿も見られた。青木さんは「日向の皆さんの声援を励みに試合に臨んでいた。21年間、日々自分の成長を感じられる瞬間が多くあった。皆さんも一日一日を大切に、周りの人を大切にして感謝を持ちながら、さまざまなことにチャレンジしてほしい」と感謝の気持ちを述べた。

 青木さんは、西村賢市長に背番号23の東京ヤクルトスワローズ試合公式ユニホームとサイン色紙を贈った。西村市長は「青木さんの活躍を目にする度に夢と感動をもらった。引退後も試合解説など忙しい中、訪問していただきとてもうれしい」と話す。

 青木さんは「まだ先のことは具体的に決まっていないが、野球界に携わりたいと思っている。今後、生まれ育ったこの故郷に対して地域貢献できたら」とも。

 贈られたユニホームとサイン色紙は、市役所1階の青木さんのコーナーに今月展示予定。同じく市役所1階の市民ホールには引退試合時に使われた背番号23のモニュメントを展示する。モニュメントの展示は1月下旬まで。

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