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延岡で災害と障がい者を考える映画会 能登半島地震支援も目的に

上映会実行委員の押川敬視さん

上映会実行委員の押川敬視さん

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 東日本大震災を題材にした映画「星に語りて~Starry Sky~」の上映会が3月1日・2日、カルチャープラザのべおか(延岡市本小路)で開催される。

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 延岡のフリースクール代表・新川菜生さんや就労継続支援B型事業所代表の押川敬視さんらが実行委員会を立ち上げ、企画した。同作品は2011(平成23)年3月に起きた東日本大震災後、避難所に障がい者がおらず、支援活動を始めようとした人たちの間で「障がい者が消えた」という情報が流れたという実話に基づくもの。

 押川さんは「映画を見て、まずは自分が生きていなくては何もできないと感じ、その上で障がい者たちを助けるなら、彼らがどこに住んでいて、そこが安全な場所かどうかを災害前に把握しておくことが大事だと思った。障がい者は能登半島地震でも苦労している現実があり、延岡にはまだない福祉避難所の必要性も感じる。たくさんの方に見ていただき、今後のよりよい防災につなげていく機会になれば」と話す。

 上映時間は、1日=10時~・14時~・18時~、2日=10時~・14時~。入場料は、大人=1,000円、高校生以下=800円。料金のうち300円は能登半島地震の復興支援金として寄付する。チケットは、コープみやざき浜町店、北小路店や延岡総合文化センター(東浜砂町)、野口遵記念館(東本小路)で販売。問い合わせは新川さん(TEL 090-2086-0095)まで。2月28日まで。

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