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イオン日向店で「へべすジン」追加販売 監修のマスターソムリエ来店も

(左から)「へべすジン」を監修したマスターソムリエの高野さん、イオン日向店店長の谷野智謙さん

(左から)「へべすジン」を監修したマスターソムリエの高野さん、イオン日向店店長の谷野智謙さん

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 日向市特産のかんきつ「へべす」を使ったジン「へべすジン」の追加販売が5月10日、イオン日向店(日知屋)で始まった。

新たに加わった内容量180ミリリットルのへべすジン

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 今年1月にイオン九州のイオン宮崎店、日向店のみで販売された同商品。今回新たに、内容量180ミリリットル・アルコール度数40度の「へべすジン」(1,738円)が加わった。500ミリリットル入り(3,750円)と併せて約1200本をイオン日向店にて数量限定販売する。宮崎店でも一部販売する。

 イオン日向店の宮田理恵子さんによると、同社では今後も地元に貢献できるような活動や販売・イベントなどを取り入れ、日向市や同店を盛り上げていくことを目指しているという。昨年10月は、同市の東郷まちづくり協議会が育ててきたカモミールを使ったジンを販売した。

 へべすジンもカモミールジンに続き、マスターソムリエの高野豊さんが監修した。製造は羽田麦酒(東京都大田区)。へべすの香りをより引き立たせるため、ジンのベースとなる酒にへべすを漬け込む「浸漬法」を使い蒸留したという。

 販売初日の10日は追加販売を記念し、高野さんが日向店に来訪し、直接販売した。高野さんは「お試しサイズが欲しいのとの声を聞き、新たな内容量のものを販売することとなった。へべすは、香りが高く味わいがとてもなめらか。かんきつ系のジンの中でも、高品質のジンに仕上がった。日向市を知るきっかけになれば。全国各地でオリジナルのジンを考案してきたが、カモミールとへべす、2種類のジンを監修し、販売した地域は日向市のみ」と話す。

 地元の生産者らでつくる「へべす消費拡大プロジェクト会議」会長の黒木和之さんは「これをきっかけにへべすの名前が世の中に広がってくれたらうれしい。農家の生産意欲にもつながる。度数は高いが、飲みやすいためロックで飲むのがお薦め」と笑顔を見せる。

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