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日向の「ランイントゥ」が7周年 開放感のある店舗に移転リニューアル

店頭で笑顔を見せる店主の日高敬一郎さん

店頭で笑顔を見せる店主の日高敬一郎さん

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 日向市上町の飲食店「ランイントゥ」(TEL 0982-54-1760)が1月31日、オープン7周年を迎える。

総菜やスイーツのテークアウトもできる

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 日向市出身の日高敬一郎さんが東京からUターンし、2015(平成27)年に開業した同店。昨年10月、本町の県道226号沿いから上町のJR線路近くに移転した。敷地内には日高さんの妻、由美さんの美容室「Clico(クリコ)」を併設する。

 日高さんは「移転したのはコロナ禍で苦境が続く中、今後どうするかを熟慮し、飲食店一本ではなく、2本柱で事業を行いたいと思ったから。今までずっと店を手伝ってくれていた妻に、ゆくゆくは好きな美容師の仕事をしてもらえたらと思っている」と話す。大きなガラス窓で開放感のある店内には冷蔵のショーケースを設け、総菜やスイーツ、ドレッシングなどをテークアウト品として販売する。

 ランチ営業はやめ、定休日を1日増やした。「以前は休日も仕込みの時間に充てていたので、新しいチャレンジをしたくても時間的にも厳しい状態だった。地元産の野菜、肉、魚を使って料理を作ることは今までどおり。生産者の顔が見える食材で料理を作ることが何よりうれしい。今後はパンを自分で作ってみたり、食のトレンドを知ったうえで今まで以上に自分の新しいメニューを考案したりしたい。延岡や宮崎市、日南からも来てくれるお客さんがいて、『日向はいいね』と言われることも増えた。年に一度行きたい店ではなく、週1回行きたいとお客さんが思ってくれる店、そして店名のとおり『偶然会う』ようにふらっと来た人にも満足してもらえるような店でありたい」と笑顔を見せる。「現在、スタッフを募集している」とも。

 メニューは基本的に日替わりで、開店前に黒板に書くのが日高さんの日課になっている。「門川産 生しらすのフリッタータ」(847円)、日向のブランド豚を使った「ひょっとこポーク 自家製ベーコンとマッシュポテト」(1,400円)、「アイコトマトと苺とモッツアレラのサラダ」(880円)など。注文を受けてから焼き上げる「アップルパイ」(968円)、「ガトーショコラ」(550円)などのスイーツもそろえる。

 営業時間は15時~22時。月曜、火曜定休。

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