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絵本作家・鈴木のりたけさんがトークライブ 「面白がる」をテーマに制作秘話も

「新幹線絵かき歌」を披露し、その場で絵を描く鈴木のりたけさん

「新幹線絵かき歌」を披露し、その場で絵を描く鈴木のりたけさん

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 絵本作家・鈴木のりたけさんのトークライブが4月17日、延岡市駅前複合施設「エンクロス」(延岡市幸町、TEL 0982-20-3900)で行われた。

イベント時に飾られた鈴木のりたけさんの絵本

 鈴木さんは1975(昭和50)年生まれで、大学卒業後、新幹線の運転士、グラフィックデザイナーを経て、絵本作家になった経歴を持つ。「ぼくのトイレ」「すーべりだい」(以上、PHP研究所)などのユーモラスな作品のほか、綿密な取材に裏付けられた「しごとば」シリーズ(ブロンズ新社)などで人気のある作家。

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 月1回ほどトークやワークショップのイベントでファンに直接会う機会を設けているが、今回はエンクロスのスタッフで鈴木さんの熱烈なファンの働き掛けから実現した。

 「おもしろがるとせかいがひろがる」と題して行われたイベントには、家族連れなど約40人が参加した。作品に書いた早口言葉や言葉遊びを参加者と一緒に楽しんだり、「すーべりだい」に登場する滑り台の正しい滑り方の順序を説明したり、絵本の制作過程の裏話を交えて話をした。「新幹線絵かき歌」で参加者がおのおの絵を描き、ペイントした紙を数字の1と10に切って物に見立てる「ひょうげんの10」で意見を言い合うなど、途中ワークショップも行いながら、2時間の会が終了した。

 家族5人で参加した延岡市在住の女性は「鈴木さんの作品に出合って初めて絵本が面白いと思った。絵がきれいでリアルで、駄じゃれも楽しい。同じ本を2度、3度読んでもその都度新しい発見があるところが魅力」と話す。

 鈴木さんは「今日は参加者の乗りが良く、積極的だった」と感想を述べた。大人が面白がるこつを聞くと「大人の皆さんには面白がるというか、生きるテクニックが伝えられたらと思っている。何か苦境に立っても視点を変えて近くから見たり、遠くから見たりすることで発想の転換ができ、うまく受け流すことができる。『C'est la vie(これが人生、人生ってこんなもんさ、仕方ない)』と思い、客観的に物事を見ることで『なんでもなかったな』と思ってもらえたら」と話す。

 「しごとば」シリーズや「たべもんどう」の原画展を同施設1階キッズスペースなどで開催中。今月30日まで。

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