幼児向け二輪遊具「ランニングバイク」を使った競争イベント「山下こだいっちゃんカップ」が10月18日、延岡市の山下新天街とのびっこ広場で開かれる。主催はアウトドア体験に取り組むNPO法人「ひむか感動体験ワールド(愛称=ノベスタ)」(延岡市東本小路、TEL 0982-29-3835)。
ランニングバイクは、ペダル、ブレーキが無い二輪遊具で、2歳ぐらいから乗れ、バランス感覚を養うことができるという。山下新天街近くの今山にある「日本一の弘法大師像」をPRするマスコットキャラクター「こだいっちゃん」の名を付けたイベントで、今年で3回目。
第1回開催時は会場を宮崎県北最長という330メートルの全天候型アーケードの山下新天街アーケードに限定していたが、直線だけのコースだと勝負が早々に決まってしまい、泣き出して止まってしまう子どもが複数いたため、第2回からカーブをコースに入れようと、のびっこ広場も会場にした。子どもたちは泣きながら一所懸命走ったり、先に進めない弟に兄が伴走したりと、毎年さまざまなドラマが生まれる。
当日は、「2歳クラス」「3歳クラス」「4歳クラス」「5・6歳クラス」に分け、50~100メートルの競争を行う。1回戦で負けても敗者復活戦があり、必ず2レース以上参加できるレース構成になっている。
ノベスタ事務局の堀川叙奈さんは「新型コロナウイルス感染症の影響で子ども対象のイベントが激減している。屋外で万全の対策を講じて開催するため、安心して参加してほしい。みんなが楽しめるよう、入賞者に限らずエントリー者全員へのプレゼントや抽選会を予定している。子どもたちには応援する大人たちに見守られながら全力で楽しむ経験をしてほしい」と話す。
開催時間は10時~12時。駐車場は延岡駅西駐車場を利用可。ランニングバイクの貸し出しあり。ヘルメット要持参。参加費は1人1,500円。参加締め切りは10月17日。当日参加も受け付ける。申し込みはノベスタまで。