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高校生の短歌全国大会「牧水・短歌甲子園」が初の紙上決戦へ 結果は動画配信

「牧水・短歌甲子園」の様子(2019年)

「牧水・短歌甲子園」の様子(2019年)

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 高校生による短歌の全国大会「牧水・短歌甲子園」が今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、初の「紙上決戦」となり結果を8月27日、動画配信サイトなどで発表する。

通常は舞台上で熱戦が繰り広げられる「牧水・短歌甲子園」

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 日向市東郷町出身の歌人・若山牧水の功績をたたえて始まった同大会。全国の高校生が自作の短歌を競うもので、今年で10回目の開催となる。今年は1都11県から24校35チームが応募し、初出場の4校を含む12チームが本選に出場する。

 通常本選は、中央公民館(中町)に集まった各校が舞台の上で自作の短歌を披露し、歌に込めた思いをプレゼンテーションする。今回はコロナ禍で形式を変更し、予選の自由題1首、本選用の「恋」「若」の文字を作品に詠んだ題詠2首を各選手が計3首ずつ提出。それぞれの短歌に付けられたチームメイトによる作品紹介文の内容を加味しながら、歌人の俵万智さん、笹公人さん、大口玲子さんがリモートで審査する。

 結果は動画配信サイト「ユーチューブ」で審査委員長の伊藤一彦さんと審査員3人のリモート会議の様子を録画した映像で、27日12時から発表する。日向市のホームページでも結果一覧を掲載する。

 本選を通過した12校は以下の通り。県立宮崎西、県立五ヶ瀬中教校、県立富島、県立宮崎大宮、県立宮崎商業(以上、宮崎県)、福岡女学院(福岡県)、高田(三重県、初出場)、県立金沢錦丘(石川県)、渋谷教育学園渋谷(東京都、初出場)、高崎商科大学付属(群馬県)、県立並木中教校(茨城県、初出場)、県立盛岡第一(岩手県、初出場)。

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