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日向のドライブインに「焼き塩レモンジェラート」 地元洋菓子店とコラボ開発

(左から)「はまぐり碁石の里」の久保田幾雄さん、黒木雅子さん

(左から)「はまぐり碁石の里」の久保田幾雄さん、黒木雅子さん

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 ドライブイン「はまぐり碁石の里」(日向市平岩、TEL 0982-54-2627)で現在、地元洋菓子店をコラボ開発した新商品「焼き塩レモンジェラート」を販売している。

門川の洋菓子店とコラボした「焼き塩レモンジェラート」

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 2011(平成23)年から同ドライブインで販売している調味料「焼き塩レモン」を使い、洋菓子店「ミツル・プラス」(門川町)の菓子職人、小川晋市さんがミルクジェラートをベースに仕上げた同商品。価格は300円。

 「焼き塩レモン」は同ドライブイン運営会社「ミツイシ」が、瀬戸内産の塩、レモンパウダー、ガーリックパウダー、コショウなどを調合し、自社工場で製造している。同施設を運営する「ミツイシ」の常務取締役、久保田幾雄さんによると、以前、福岡県のスーパーマーケット経営者から「焼き塩レモンはアイスにかけて食べるとおいしい」と言われたことをきっかけに開発したという。

 久保田さんは「『焼き塩レモン』は現在、香港、台湾、シンガーポールなど世界中で販売している当社の看板商品。開発当初、和と洋を組み合わせ、いろいろな国の人に愛される商品にしようと考えた。『焼き塩レモンジェラート』は、今ははまぐり碁石の里でしか販売していないが、将来は宮崎県外にも販路を広げたい」と意気込む。食品部門責任者の黒木雅子さんは「ペッパーやガーリックなどが入っているジェラートはあまり身近ではなく、なかなか味を想像しにくいと思うが、一度食べると病みつきになる味。ぜひ食べてみてほしい。熱中症対策にもよいのでは」と話す。

 ミツル・プラスの小川さんは「イタリアではスパイスの効いたジェラートがあると聞いたので、『焼き塩レモン』もいけるのではないかと思った。ミルクジェラートと焼き塩レモンは意外な組み合わせだが、ジェラートの甘さとスパイスの両方の味が楽しめる商品」と自信を見せる。

 営業時間は9時30分~17時。

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