宮崎・日向の食事処「季里居(きりこ)」(北町、TEL 0982-52-7700)が新元号「令和」にちなんだ2種の定食の提供を始め、1カ月がたった。
今年5月1日、「令和」への改元をきっかけに、同店では、海鮮丼でネギトロ、シイタケ、シラス、卵焼き、牛すじ煮が入った「令和祝丼」(1,100円)、穴子重をメインとした「令和祝御膳」(小鉢2つ、デザート付き、1,500円)を提供している。
創業40年の同店。地元産の食材を使った和食中心のメニューが持ち味で、弁当も提供している。運営者「ライフラボ」社長の伊藤美喜子さんは「新たな時代のお祝いとして、和をイメージし、お祝いの御膳を提供したいと考えた。日向市は自然が多く、新鮮な魚介類や野菜などの食材が豊富。『令和祝御膳』と『令和祝丼』は地元食材の良さを生かし、有機栽培の野菜を使っている。たくさんの方に食べてもらい、日向市を盛り上げたい」と話す。
「令和祝御膳」には日向市特産のかんきつ類「へべす」を使った、ジュレとアイスクリームを入れる。伊藤さんは今後、へべすの商品開発に力を入れ、新たなメニューとして加えていきたいと意気込む。
営業時間は10時~14時、17時~22時。