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宮崎・日向に弁当店「IRODORI Delica」 「まごはやさしい」コンセプトに

「IRODORI Delica」店主の菊池由香さん

「IRODORI Delica」店主の菊池由香さん

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 宮崎・日向の八幡通り近くに2月22日、「IRODORI Delica(イロドリ デリカ)」(上町、TEL 0982‐55‐1888)がオープンした。

6種類のおかずが入った「まごわやさしい お弁当」(500円)

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 「豆類」「ゴマ」「ワカメなどの海藻類」「野菜」「魚」「シイタケなどのキノコ類」「イモ類」の頭文字を取って、バランスのよい健康的な食材を覚えやすく表現したフレーズ「まごは(わ)やさしい」をコンセプトにした同店。 地産地消もテーマに、6種類のおかずが入った「まごわやさしい お弁当」(500円、大盛り700円)、「まごはやさしい」の材料で作った「カレー」(サラダ付き、500円)のほか、総菜のみの「1 Cup Deli」(300円)を提供する。

 店主の菊池由香さんは専門学校卒業後、飲食業一筋。昨年12月、食に関するセミナーに参加し、講師の話で、チェーンの弁当店では、せっかく地元にいい食材があっても使われていない現実があることを知ったという。

 菊池さんは「自分で食材を選び、体にやさしい弁当を作りたいと思った。初めての開業でとまどいもあったが、いろいろ人に手伝ってもらい、乗り越えることができた。忙しい主婦の方には1品でも楽をしてもらえるよう、サラリーマンの方には月1回でも栄養バランスのいいものを食べてもらえるように心を込めて提供したい」と話す。販売する総菜は9つに分かれた容器を採用し、栄養バランスの良いおかずが入っていることを一目で分かってもらえるよう工夫しているという。

 スタッフの松岡倫子さんは「まごはやさしいの『まごべんとう』に親しんでもらい、遊びがてらふらっと寄ってもらえる店にしたい」と笑顔を見せる。

 今後は、高齢者が安全に食べられる形状のおかずの提供や、店内にイートインスペースを作り、孤食対策にも取り組むチャレンジするという。

 営業時間は11時~14時。土曜・日曜定休。

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