「メン読書会」が11月15日、延岡市安賀多町のラーメン店「らぁめん風や」(TEL 0982-31-5550)で開かれる。
風やの人気辛麺「延岡らぁめん千人殺し みそ味」(1,080円)
地元、宮崎県産の食材にこだわったスープが自慢の同店。子どもを連れたファミリーでの客が多いため、今年7月、店内中央に絵本を並べた本棚を設置した。それを知った本好きの常連たちから読書会を開きたいという声が上がり、企画された。
2部構成で、第1部ではラーメンを食べて参加者それぞれがリポート。第2部では3分間の「ビブリオバトル」形式で「麺・面・men」など「メン」にちなんだ「メン本」を紹介する。参加者の投票により、ナンバーワンのラーメン「チャンプ麺」とナンバーワンの本「チャンプ本」を決定する。チャンプ本は本棚に1カ月ほど展示する予定。
ビブリオバトルとは、参加者が読んで面白いと思った本を持って集まり、公式ルールでは1人5分間で本の紹介をするもの。それぞれの発表の後に参加者全員でディスカッションを行い、全ての発表が終了した後に「どの本が一番読みたくなったか?」を基準とした投票を参加者全員で行い、最多票を集めたものを「チャンプ本」とするゲーム。
メン読書会実行委員会代表で、長年子どもたちに話を届ける活動を市内で続けてきた野田一穂さんは、「本を通じて人を語るビブリオバトルに、さらに麺が加わって、目と耳と舌の至福を味わってもらえたらうれしい。読書会参加者だけでなく、オーディエンスも募集しているので多くの方に参加いただければ」と呼び掛ける。
開催時間は19時~21時30分。読書会の定員は8人。読書会参加者・オーディエンス共にラーメンを1杯注文することが条件。問い合わせ・申し込みは同委員会の西嶋弘子さん(TEL 090-4482-1952)、またはフェイスブックページで受け付ける。