日向サンパーク温泉(日向市大字幸脇)内にあるレストラン「潮音(しおね)」で現在、「世界ジュニアサーフィン選手権」を機に開発した新メニューを9月10日頃から提供する。
9月23日から開催される「2017 VISSLA ISA 世界ジュニアサーフィン選手権」に合わせ4月から出場選手や外国からの観光客に喜んで食べてもらえるようなメニューの開発に着手しているという同店。
「ガパオ風サーフステーキライス」(1,200円)は、ご飯の上にタイ料理の一種であるひき肉とハーブの炒め物「ガパオ炒め」をアレンジした物や、牛肉110グラムを使ったステーキなどを載せる。食材に使う野菜は全て地元の農家から直接仕入れた物を使い、同市特産のかんきつ類「へべす」を添える。
料理長の猪股哲也さんは「和食を中心にした店なので、普段は提供していないジャンルの料理を作りたいと思った。ステーキは赤身肉を使ってアメリカンに仕上げ、ニンニクじょうゆをかけた。ガパオ炒めはパクチーなどの香味野菜や辛みは加えず、タイ料理になじみのない人にも食べられる味にした。ワンプレートでがっつり食べていただける自信の一品」と話す。
皿を載せる木製のトレイは同市東郷町のスギを使った特注品で、地元の名産であったハマグリをかたどっている。
メニューはこのほか、「ガパオ風サーフステーキライス」に蒸した細島岩ガキを加えたセット(1,700円)や、岩ガキと伊勢エビのみそ汁を加えたセット(2,600円)を用意。10月末までの期間限定で提供する。
「好評であれば、月替わりメニューなどに加えていきたい」と猪股さん。
営業時間は11時~15時、17時~21時。第1月曜定休。