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延岡の農家「きなりファーム」、「米の生産者を増やしたい」とNPO設立目指す

「きなりファーム」の大神晋司さん

「きなりファーム」の大神晋司さん

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 延岡市で米の栽培を行う「きなりファーム」(北川町)が現在、米の生産者を増やすため、米作りを始めたい人をサポートするNPO法人の設立準備を進めている。

返礼品の一つでもち米の玄米をついて餅にした「玄米餅」

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 同ファームを営むのは大分県出身で昨年3月に同市に移住した大神晋司さん。大神さんは2014(平成26)年、大分県で兼業農家として米の栽培を始めた。2020年に専業農家となり、翌2021年に農業セミナーに参加するため延岡市を訪れたことがきっかけで移住した。現在は、北川町の約3ヘクタールの田んぼで農薬や化学肥料を使わず土の本来持つ力を引き出す栽培方法で米を生産する。

 大神さんは「米作りをする中でこの文化を後世に引き継ぎたいと強く思うようになった」といい、米作りを始めたいという人のために田んぼの管理方法、栽培指導、農機具の貸し出しや譲渡などを担うNPO法人の設立を目指す。

 1月3日にはクラウドファンディングで資金を募り始めた。目標金額は80万円で、NPO法人の運営費に充てる。1月15日現在の達成率は48%。

 「昔から田畑は地域交流の場だったが、現在では機械化が進み、1人でもできることが増えた。自然環境を大切にしながら米を生産するにつれて、人と人とのつながりが大切なのではないかと思うようになった。仲間を募り、米を自給したい人を増やし、これから米を栽培したいという人たちを応援したい」と意気込む。

 クラウドファンディングの締め切りは1月31日。

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