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日向の洋食店「グラバー亭」が移転 親子で「日本一」のチキン南蛮の味守る

「からあげグランプリ」の「チキン南蛮」部門で、最高金賞を受賞した一品

「からあげグランプリ」の「チキン南蛮」部門で、最高金賞を受賞した一品

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 日向の洋食店「グラバー亭」(日向市上町)が移転オープンし、9月23日で2カ月がたった。

グラバー亭の永田英力さん

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 創業43年の同店は永田守厚さん・弘子さん夫妻が切り盛りしてきた。2022年に「日本唐揚協会」(東京都渋谷区)が行っている「からあげグランプリ」の「チキン南蛮」部門で、最高金賞を受賞した。昨年、次男の英力さんが法人化し、今年7月、客席50席の広い店舗を旧店舗の隣に作り、営業を始めた。永田さん夫婦は同店で今まで通り、腕を振るう。

 英力さんは「父は元気いっぱいのキャラクターが持ち味。旧店舗より客席も厨房も広く、スタッフも増やして、父と母がフェードアウトしないような、働きやすい環境にした。休憩時間にきちんと体を休め、これからも元気に仕事をしてもらい、今の味を残していきたい」と話す。「内装は元の店に似せて作り、テーブルなど長年使っていたものも持ってきた。日向の他の店にはないような酒も用意し、食事をしながらおいしいお酒も楽しんでもらえたら」とも。

 メニューは、チキン南蛮やハンバーグ(以上1,400円、ライス付き)、オムライス(1,200円)、ステーキピラフ(2,500円)など。

 営業時間は、11時30分~15時、17時~21時。月曜定休。

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