日向市文化交流センターで(日向市中町)で1月7日、日向市の成人式「日向市はたちの集い」が行われた。
2023年12月1日現在で日向市に住民票がある、2003(平成15)年4月2日~2004(平成16)年4月1日までの466人が対象。昨年と比べて33人減少した。式には振り袖や袴、スーツのほか、着物をリメイクしたドレスなど思い思いの華やかな衣装を身にまとった若者たちが出席した。
式では、昨年9月に発足した実行委員の6人が制作した「思い出ムービー2024」が会場のスクリーンに映し出された。懐かしい写真や恩師のビデオメッセージに、会場では歓声が上がっていた。
出席者を代表して黒木李央さんが「誓いの言葉」として、「私たちは新型コロナウイルスによるさまざまな制限を経験し、やりきれない思いも抱えていた。見えない将来に不安を感じる時もあるが、どんな不安も笑って過ごせるようになりたい。困難も楽観的に捉えられる大人になる」と決意を述べた。
式典終了後には、家電やゲーム機、日向市出身のプロ野球選手、東京ヤクルトスワローズ・青木宣親選手のサイン色紙やサイン入りボールが当たる抽選会が行われた。