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日向のアッカピゥで「ヘベスコ」新物 累計1200本販売

自身が開発した「ヘベスコ」を手にする古澤俊治さん

自身が開発した「ヘベスコ」を手にする古澤俊治さん

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 日向市平岩の「ステアーズ オブ ザ シー」内にある「H+ Kitchen & Bakery(アッカピゥ キッチン&ベーカリー)」が「ヘベスコ ブルー」の新物の発売を9月、スタートした。

古澤さん自身がデザインした「ヘベスコ ブルー」のパッケージ

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 開発、製造するのは2017(平成29)年に福岡市から故郷の日向市にUターンし、同店を経営する古澤俊治さん。福岡にいる頃から、日向市特産のかんきつ「へべす」と唐辛子を使った辛味のあるソースを作りたいと構想し、開発した。昨年秋から店の客に試食してもらうなどし、今年1月から本格的に販売をスタートした。9月に露地物のへべすが解禁になり、今年収穫した実の果汁を使った新物ヘベスコの販売を開始した。

 古澤さんは「9月2日のグルメイベントで100本を完売し、今まで1200本を提供した。店の営業が終わってから夜な夜なヘベスコを作り、ようやく店にも並べることができた。イタリアのシチリアはレモンの産地で、パスタなどの食事はもとより、せっけんや置物などあらゆる土産物に使われている。へべすや食を通じて、地元の観光産業を盛り上げたい」と話す。

 ヘベスコを取り扱う「うどんバー おだや」店主の小田司さんは「試食させてもらい、すぐに『うまい、これはいける』と思った。私の店に来た歌手の杉山清貴さんが大変気に入り、実はコンサートでオリジナルのラベルを付けて販売したこともある。みそ汁やから揚げにかけるのが私のおすすめ」と笑顔を見せる。

 価格は780円。アッカピゥ、おだやのほか、「まちの駅 とみたか」「道の駅 日向」「馬ヶ背茶屋」で販売する。

 アッカピゥの営業時間は10時~18時。

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