宮崎・日向のお倉ケ浜(平岩)で3月2日、サーフィンの国際大会が始まった。
同大会はプロサーファーの世界ツアーを運営するワールド サーフ リーグ公認の「white buffalo HYUGA PRO QS3000」。2019年10月以来の開催となる。日向市での開催は2018年、2019年に次ぎ3回目。ショートボード男子、女子の4日間の大会で、米国、フィリピン、インドネシアなど国内外から約100人が集まった。
2020年東京オリンピック代表として出場した大原洋人選手や1月にフィリピンで開催されたワールド サーフ リーグ「クオリファイ・シリーズ(QS)」の大会で優勝した松田詩野選手などが出場する。今大会で現役引退の鹿児島県種子島出身のプロサーファー・須田那月選手も出場する。世界チャンピオンを決める大会「チャンピオンシップツアー(CT)」へ進出するための「チャレンジャーシリーズ(CS)」出場権争いも見どころ。
日向市在住の平坂光遵選手は初日、ラウンド2で8.70を得点し、ラウンド3に進出。「いつもやっているポイントで自信があったので最初から攻めて勝つことができて良かった」と話す。同じく畑波音選手は8.45を得点し、ラウンド2に進出。「地元での開催ということもあり、楽しんで試合に参加することができた。明日もラウンドアップし、優勝を目指したい」と意気込む。増田来希選手はラウンド2で13.00を得点し、次に駒を進めた。
試合後は、選手やチーム関係者など約120人でビーチクリーンを行った。
試合時間は7時~16時(天候により変更の場合あり)。今月5日まで。4日・5日は地元フラチーム「ホノカアリリー」のダンス、和太鼓グループ「天地鼓響」による演奏が披露される。