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日向市駅前で10年ぶりに「夜市」 竹灯籠5千本が彩る

10センチから20センチの竹灯り5千本が並んだ

10センチから20センチの竹灯り5千本が並んだ

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 「土曜夜市」が9月24日、日向市駅前「あくがれ広場」(日向市上町)で開催された。主催は、ひゅうが新町商店街振興組合の会員を中心に結成された実行委員会。

カラオケ大会の様子

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 会場では14の飲食店が綿菓子、かき氷、日向市特産のかんきつ類「へべす」を使ったスカッシュなどを販売。ステージでは地元のダンスチーム、和太鼓チームがパフォーマンスを披露し、市内飲食店の推薦や自薦で応募した29人がカラオケで熱唱した。飲食店の商品券などが当たるビンゴゲーム大会も行われた。

 今月10日に1回目が開かれ、夜市が10年ぶりに復活した。8月27日から毎週土曜に開催予定だったが、県内で新型コロナウイルスの感染者数が拡大したことや台風の影響により、9月10日と今回の2日間だけの開催となった。実行委員長の佐々木真司さんは「もう一度駅前ににぎわいを取り戻したいと企画した。思った以上の盛り上がりでうれしく思う。台風の影響などにより、開催日が減ったのは残念だが、今後も地元の人が楽しめるようなまちづくりに寄与できれば」と話す。

 日が暮れると竹の有効活用のために活動する団体「郷の息吹」(美郷町北郷)、「東郷里山保全会」(日向市東郷町)がドリルで穴を開けデザインした約5000本の竹灯籠にLEDの明かりがともり、会場を彩った。企画・設置を行ったのは、任意団体「みんなのひむかフェスティバル」。同団体の中丸晴留哉さんは「竹明かりの制作をきっかけに地元の人とつながり、まちづくりを行いたいと昨年から県内で活動している。来年もたくさんの人と竹に明かりをともせれば」と話す。

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