製材会社「グロースリング」(日向市)が5月21日、延岡のエンクロス(延岡市幸町、TEL 0982-20-3900)で「百年木材」イベントを開催する。
「百年木材」担当マネジャーの林紗由美さん。3世代使える木馬と
「100年育てた木を100年使う」をコンセプトに掲げる同社。木材の魅力と長く大事に使うことの良さを広く知ってもらおうと、樹齢100年以上の木材を使った家具や小物を企画・販売する「百年木材」活動を展開している。
イベント当日は、ヒノキ材無塗装のパン皿を「そだてるパン」と銘打ち、参加者が紙やすりとアマニオイルを使って「オイル研ぎ」「オイル仕上げ」を行う体験講座を開く。パン皿のデザインは、「木屋かみの」(大分県由布市)プロダクトデザイナーの神野達也さんが手がけた。
講師は、同社社長の岸本泰生さんと百年木材ブランドマネジャーの林紗由美さんが務める。林さんは「無塗装の木皿は定期的に手入れすることで色や手触りが変化し育っていく。木製品の特性や生まれ変わる楽しさを知っていただけたら」と話す。参加者は自分で手入れをしたパン皿を持ち帰ることができる。
開催時間は14時~15時30分。参加費3,500円。定員15人。申し込みはエンクロスで受け付ける。