食事処「おおさかや」(TEL 080-4280-0978)が日向市美々津町の立縫地区にオープンして、6月3日で1カ月がたつ。
同地区は、江戸時代から明治時代の町並みが残る国指定の重要伝統的建造物群保存地区。同店は古民家の脇戸をくぐった先、母屋の裏手に位置する。白ののれんが目印で、畳敷きの店内にはカウンター席や座卓を備えるほか、中庭にも食事スペースを設け、ペット連れでも利用できる。
店を営むのは、鳥のもも焼きや唐揚げを販売する「ゆうちゃん」(財光寺)を営む赤木理文さん。昨年、孫と一緒に立縫地区を散策していた際、この離れと出合ったという。
赤木さんは「脇戸の奥で揺れるのれんが気になり、大家さんに声をかけて中を見せてもらった。入った瞬間、ここを借りたいと思った」と話し、「祖母が以前立縫地区に住んでいたこともあり、この町並みには昔から親しみがあった。当初は県外に住む長男が帰省した際などに家族で過ごす場所として借りることを考えていたが、この場所ならではのゆったりとした時間の流れや風景を多くの人にも味わってほしいと思い、食事処としての開業を決めた」とも。
メニューは、「素うどん」(290円)、「釜揚げうどん」(400円)、特製のタレで煮込んだ豚バラ肉をのせる「肉うどん」(500円)、「ざるうどん」(430円)のほか、「昔ながらの中華そば」(690円)、「カレーライス」(590円)など。
土曜・日曜には通常メニューに加え、3週間前までの予約限定で特選上焼き肉や上サーロイン、ローストビーフ、ご飯、みそ汁、デザート付きの「宮崎県産和牛ランチ」(5,000円)も提供する。
「昨年還暦を迎え、これからは地域に恩返しができればという思いで店を営んでいる。鳥のさえずりや海の音を聞きながら、ゆっくり食事を楽しんでもらえたら。和牛ランチは、特別な日をゆっくり過ごしてもらうために用意した」とも。
営業時間は11時~13時30分。夜の営業は予約制で対応する。