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宮崎・日向のパン店が「見立て写真」 写真好きな店主の妻の投稿が話題に

看板商品の調理パンの卵を菜の花に見立てた「春よ、来い!」

看板商品の調理パンの卵を菜の花に見立てた「春よ、来い!」

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 宮崎・日向の「パンとお菓子の店 みずわき」(日向市北町、TEL 0982-52-2394)の店主の妻、水脇貴久子さんが、店のパンや菓子を題材に日常風景に見立てた写真を連日SNSに投稿し、話題になっている。

見立て写真の撮影に取り組む貴久子さんとスタッフ

 創業50年を迎える同店は、創業者の水脇宗晴さんが鍋一つで「あんドーナツ」を作り始めたのが始まり。以来、店頭でパンや菓子を販売するほか、学校売店のパンや、結婚式の引き出物や法事の際の返礼品としての菓子などを提供してきた。

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 現在は2代目の水脇秀遠さんと妻の貴久子さんが切り盛りする。貴久子さんは写真撮影が趣味で、半年ほど前から休日などに一眼レフのカメラを持って地元の風景を撮影していた。それらの写真を気に入った友人から「自分の店のパンやお菓子を撮ってみたら」と言われ、ジオラマ用の人形を組み合わせ、風景に見立てて撮影するようになった。

 これまでに、抹茶のベーグルをゴルフ場のグリーンに見立てた「みずわきカントリークラブ」、フルーツサンドのイチゴをヨット、生クリームを荒れ狂う海に見立てた「フルーツサンド島」、タマゴとキャベツがふんだんに入った調理パンを菜の花畑に見立てた「春よ、来い!」などの作品に反響が大きかったという。

 「写真は趣味だったので、友人から『撮ってみたら』と言われるまで、自分が作ったパンやお菓子を撮る発想がなかった。いざ撮ってみると楽しくて、仕事そっちのけで撮影に没頭してしまう。毎回、どんな風景に見立てられるか考える時間が楽しい」と貴久子さん。主人の秀遠さんは「最近は見立てのアイデア探しで頭の中がいっぱいみたい。私の話も上の空」と笑う。

 4月16日は先代・宗晴さんの誕生日。貴久子さんはあんドーナツで何を見立てようか思案している。「2年前から先代の誕生日にイベントを開催してきたが今回は自粛する。来店いただいた方に、ささやかながらあんドーナツをプレゼントしたい」と話す。

 営業時間は7時~18時。水曜、第3日曜定休。