日向の養豚家が3月1日、「豚の日」にちなみ「ブタパーティー」を開催する。
養豚業の「高橋ファーム」(日向市塩見、TEL 090-2712-5431)は現在、高橋安光さんが父の跡を継ぎ、20年以上がたつ。高橋さんによると、衛生的な環境で豚を育て、EN菌、生菌剤、3種の薬草などをブレンドした独自の飼料を使うことで、ブタ特有の臭みがなく、さっぱりと甘い脂身が特徴の豚肉を生産できるようになったという。高橋さんは日向市の伝統芸能「ひょっとこ踊り」を伝承する「橘ひょっとこ踊り保存会」で副会長を務めており、開発した豚肉を「ひょっとこポーク」と名付けた。
今後、直売に力を入れたいと日向市の産業支援センター「ひむか-Biz」を訪れたところ、長友慎治センター長から「ひょっとこポークの直売所の存在を多くの人に知ってもらうために、直売所を訪れるきっかけを作りましょう」と提案され今回のイベントを企画した。
高橋さんは「米国では3月1日に豚肉料理を食べるなどして、豚に感謝する日を設け、みんなで祝っていると聞く。高橋ファームでも今年からこの日に豚への『ありがとう』の気持ちを表したいと思い、豚肉を振る舞う会を初めて開くことにした」と笑顔を見せる。当日は、当日は高橋さん自らが豚肉を炭火で焼き振る舞う。米国の習慣にならい、ピンク色のブタのしっぽを模したピンク色のリボンを直売所周辺の木に結ぶ予定。
開催時間は12時~14時。参加料は、大人=1,000円、小学生以下無料。アルコールやソフトドリンクなどの飲み物は各自持ち込み。
※上記イベントは新型コロナウイルス対策により中止となりました。(2月28日発表)