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宮崎・五ヶ瀬の高校で合格祈願の「カツ丼」 センター試験へエール

カツ丼を食べる受験生

カツ丼を食べる受験生

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 宮崎県立五ヶ瀬中等教育学校(五ヶ瀬町大字三ヶ所)は、大学入試センター試験を受験する生徒らを応援しようと1月17日、昼食にカツ丼を提供した。

宮崎県産の卵、ニンジン、タマネギも使ったカツ丼

 中高一貫で全寮制の6年生37人に受験に勝つという祈りを込めて、同校の調理師約7人が「競り勝つドン」と名付けたカツ丼を振る舞った。材料には、名前にちなみ、春の七草の1つであるセリや五ヶ瀬町のブランド米「負け知らず」を使う。生徒らは「おいしい」とカツ丼を頬張っていた。

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 負け知らずは特定非営利活動法人「五ヶ瀬自然学校」が標高600メートル付近の鞍岡地区で栽培する。同地区で生まれた武将の甲斐宗運が生涯60戦無敗であったと伝えられることから、「頑張った人は負けない」「頑張る人を応援したい」という思いを込め名付けた。

 受験生の和田真季さんは「負け知らずを栽培している人に、直接、お米に対する思い、こだわりを聞き、すごいと感じた。もちもちしたおいしいお米を食べたので私も頑張って、今までの自己ベストから点数をアップさせて第一志望校に合格したい」。同じく、藤内亘さんも「地元の食材を使ったカツ丼からパワーをもらった。みんなでベストを尽くして受験に臨みたい」と意気込む。

 開校当時から調理を担当する飯干佳弓さんは「一人でも多くの生徒が第一志望に行けるように願いを込めて調理した」と話す。6年の担任教諭の田宮あやさんは「いよいよ受験の日が来た。日頃からよく勉強をしている生徒たち。おいしいカツ丼を食べて頑張って」、同じく担任の福嶋航さんも「今まで勉強してきた自分を信じて、受験で力を出して頑張ってほしい」と笑顔を見せた。

 この日、受験する生徒らに向けて、受験生激励集会も行われた。昼食を取った後、大学入試センター試験会場、九州保健福祉大学(延岡市)に向け、バスで出発した。