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高千穂町の旅館が「神仙キャビア」 和食に合うキャビアを椎葉の企業と共同開発

「神仙キャビア」を見せる神仙の佐藤久美さん

「神仙キャビア」を見せる神仙の佐藤久美さん

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 高千穂町の旅館「神仙」(高千穂町大字三田井、TEL 0982-72-2257)が、椎葉村の「森のめぐみ」と共同で「神仙キャビア」を開発し11月15日、販売を始めた。

パッケージも高級感あふれる「神仙キャビア」

 「世界農業遺産 高千穂郷・椎葉山地域」に登録されている高千穂町と椎葉村が、両者の連携商品として開発。瓶詰にしたキャビアを木箱に詰め、ギフト用として販売する。

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 森のめぐみの鈴木宏明さんは「2006年にチョウザメの養殖を始めた。当社のキャビアの特徴は水質資源が豊富なため、谷から湧き出るかけ流しの清流でチョウザメを育てられること。餌に五ヶ瀬ワイナリー(五ヶ瀬町)のワイン造りで出たブドウのかすを使い、限界までチョウザメのおなかの中で熟すのを待つ。そのため、臭みがなくクリーミーなキャビアができる」と話す。神仙キャビアには、その中でも1割ほどしかとれない良質なものをよりすぐり、商品化しているという。

 神仙のおかみ、佐藤久美さんは「鈴木さんが作っている『平家キャビア』の品質の高さに感銘を受け、私共の旅館で提供する和食に合う低塩キャビアが作れないかと相談させていただいた。東京や大阪でワイン会を行い、地元の食材を紹介する取り組みもしている。自信を持って届けられる商品ができたことをうれしく思い、世界にも発信していけると感じている」と話す。

 この日、神仙では甲斐宗之高千穂町長や飯干淳志高千穂町観光協会会長など地元関係者らを招いた試食会を実施した。参加者は「私が知っているキャビアの味ではない、奥ゆかしい味がする」「チーズのようなコクがある」などと感想を話した。

 価格は10グラム=7,000円、20グラム=1万円(いずれも税別)。アリマン乳業(川南町)の「真実のバター」、都城市の在来大豆「みやだいず」を使ったブリニ(パンケーキ)がセットになったギフトセット(1万円~)は12月から販売する。

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