お好み焼き・鉄板焼き店「音屋」(日向市本町、TEL 0982-54-0589)が10月17日、オープン4周年を迎えた。
神戸市出身で12歳の時に日向市へ移住した亀田大基さんが店主を務める同店。2種類のソースをブレンドしたオリジナルソースをかけて提供するお好み焼きを中心に、豚ホルモン、とん平焼きなどの鉄板焼きメニューもそろえる。カウンターと鉄板付きのテーブルを用意し、席数は20席。店名は亀田さんの父・隆也さんが1984(昭和59)年に神戸市でお好み焼き店を開業した時の名をそのまま引き継いだという。
亀田さんは「幼い頃から父親が店に立っている姿を見て、自分もいずれは鉄板焼き店をしてみたいと思っていた。開業前の2年間は、父親の元で修業した。音屋の特徴は、食感がモチモチとした薄い生地の神戸風お好み焼きを提供しているところ。人気商品は7時間煮込んだ牛スジを入れた『すじ』のお好み焼き。日向市で食におけるソース文化を広めていきたい」と話す。
「モダン焼」「ぶた」「えび」、餅入りの「かちん焼」、牛の腸を油で揚げた「油かす」などお好み焼きは12種類(650円~)を用意する。日向市特産のかんきつ類「へべす」を使った「あっさりヘベ酢 焼きそば」、カレールーを使った「カレールー焼きそば」、神戸名物の「そばめし」など焼きそばのメニューも13種類(650円~)用意する。宮崎市の牧場で飼料にパイナップルかすを加えて育てられた牛の肉を使った「パイン牛ステーキ」(1,950円)も販売する。
営業時間は18時~23時。水曜定休。